(以下、こちらのサイトから文章を引用します)
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”世の中には教えるのが上手い人と、そうでない人がいます。その違いはどこにあると思いますか? トーク? 知識の深さ? 情熱? いいえ、違います。「相手が何を考えているか」がわかる人です。 教えるのがうまい人は、相手がどこでつまづいているのか、どこを勘違いしているのかがわかります。そこを指摘してあげられるので、結果として「教え方が上手」になるのです。”
世の中には教えるのが上手い人と、そうでない人がいます。その違いはどこにあると思いますか?
トーク? 知識の深さ? 情熱? いいえ、違います。
「相手が何を考えているか」がわかる人です。
「相手が何を考えているか」がわかる人です。
教えるのがうまい人は、相手がどこでつまづいているのか、どこを勘違いしているのかがわかります。そこを指摘してあげられるので、結果として「教え方が上手」になるのです。
そして、教えるのが上手くなるかどうかは、相手をどれだけ見ているか、どれだけ相手に関心を持って「この人だったら、こう考えるかもな・・・」と感じ取れるかにかかっているのです。つまり、あなたの内面的な能力ではないのです。
「教え上手」になるためには、あなたの内面を磨くだけでは不十分です。いかに相手のことを思って、相手の考え方を受け入れ、相手がつまづいているところを見つけるかなのです。
生徒を見ていない教師が「教え上手」になれるはずはありません。ずっと黒板に向かって話している大学教授は「教え上手」にはなりえません。いくら机に向かって勉強しても「教える力」は身につきません。
羽生善治さんの『大局観』(角川書店刊)に、「コーチングのこつ」が書かれていました。まさに同じ事を指摘されていらっしゃいます。
「将棋を教えるときに肝心なことは、教わる側は何がわかっていないかを、教える側が素早く察知することだと考えている」(P89)
この指摘は、「将棋を教えるとき」に限りません。誰かに、何かを伝える・説明する・教えるときには、すべて当てはまる重要なことです。
よく「天才は、先生に向かない」といいます。スポーツでも、勉強でも自分がなんでも簡単にできてしまうと、なぜ相手ができないのかがまったく理解できません。だから、教師には向かないのです。つまり、「できる」「知っている」と「教えられる」は違うのです。
教えられる人は、知識が豊富な人でも、それが上手な人でもありません。相手が、どこでつまづき、何が理解できないのかがわかる人、そしてそれを相手が消化できるように加工して伝えられる人なのです。
本来、教職を目指す大学生が「最初に学ぶべきこと」はこれです。一生懸命、知識を詰め込んでも「教えられる人」にはなりません。そもそも、「学ぶ」と「教える」はまったく違う能力なのです。
この違いを知ることは本当に大事です。「教える」「伝える」とは何か? どんな能力が必要なのか? それが教師に一番必要な知識かもしれません。
相手に伝わっていないなと感じた時、自分のトークを磨くのではなく、深い知識を身につけようとするのではなく、まずは相手を見てください。相手に興味を持って接していれば、おのずとその人の頭の中が見えてきます。
それが教える力を上げる第一歩です。
「伝える」のは、「誰に」「何を」が9割
相手にわかりやすく伝える、わかりやすく教えるためには、まず、「誰に」「何を」伝えるのかを明確にしなければなりません。これが、わかりやすく伝えるための第一歩です。「わかりにくい話」になる最大の要因は、この作業をきちんと行わないことにあります。
皆さんにも、経験があると思います。あれこれ話しをするけれども、要するに何を言いたいのかがわからない・・・。そういう人が、みなさんの周りにもいると思います。
なぜ、そうなってしまうのか? 何が言いたいのか本人もわかっていないからです。本人も何が言いたいのかわからないことを、相手に伝えられるはずがないのです。
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その通りだと感じましたが、付け加えると、それは右脳が発達してないと、いくら頑張っても厳しいというのが、今迄、発達障害の生徒達やその親(70%かそれ以上という高い比率で遺伝となるため、発達障害児の親も発達障害という確率は言うまでもなく高いです)をはじめ、そういった人たちと直接接してきて学んだ知識と、彼等の特性を肌で感じ取った上での見解です。
上記に引用した、教えるのが上手い人の特徴とは、「右脳を駆使出来ないと厳しい」と考えられます。ですので、万が一、教える側に公汎性発達障害(右脳未発達=左脳優位:高機能自閉症スペクトラム=アスペルガー症候群/ADHD/ADD)があった場合、習う側の気持ちや状況を読み取る事は、脳の機能上至難の業となり、本人の努力の問題に関わらず、思考停止状態を起こし、困難だと思うのです。
更に、発達障害者の人口は、殆どがこの公汎性発達障害に該当しますので、至る所に存在し、学習障害が目立たない事も多く、学校や家庭でも見逃し勝ちで、大人になって、上司に指摘されたり、第二次障害で鬱や社会不安障害、統合失調症などの精神病を発症して(発達障害者は、この手の疾患を発症する確率がぐんと上がります)、初めて気付くことも多いですが、「なんか変な人」とか言われながら、一生気付かない人も多いのではないでしょうか。でも、本人が第二次障害を運良く真逃れたとしても、身近な人がカサンドラ症候群になってしまったり、周囲にまで被害が起こる可能性もあるため(しかし本人に全く自覚がないのも特性で)、認知は色々な意味でとても大切で、早いのに越した事がないです。
特性を理解していれば、被害の可能性を低く出来ますし、向き・不向きの職業も事前に調べられますので、左脳優位な人なら、教える仕事を避けたりも出来ます。また、左脳優位の特性を活かせる職種もあるので、そちらで才能を発揮することも充分に出来ると思うのです。
左脳優位は、当然、教える仕事をしてる人の中にもいます。自分が師事した先生の中にも思い当たります。生徒の気持ちがあまり分かりません。そうなると、生徒が何故出来ないのか、何をしたら出来るようになれるのか?や、どうしたら励みになって、やる気を出せるか等、先生自身も分からないと思うのです。何が生徒にとって必要で優先されるべき事か、生徒それぞれに臨機応変に瞬時に察知出来ないといけません。
子育てと同じで、全員同じように育てても、全員が同じようにちゃんと育つとは限りません。
子育てと同じで、全員同じように育てても、全員が同じようにちゃんと育つとは限りません。
また、右脳が弱いと、想像力の欠如の問題の他に、優先順位が的確に見え難く、Big Picture で全体像をイメージする能力の欠如の徴候もあり、細部に詳細に気付くことは出来ても、そこにばかり拘ってしまい、無闇に出来てない!と、駄目出ししてしまったり、根っこの問題点は一体どこからか?や、問題を指摘する事が出来る事以上にやらなければいけないことが分からないので、その問題点は何処から何の原因でそうなって、克服するのに何から始めたら良いかの優先順位が的確に判断出来ず、最も重要な点に気付かない恐れもあります。酷い場合は、生徒や部下が出来ないと、過去の過ちなどを例に出して、人格までもを否定されたりし、理屈や理論や正論で責め立てたりして、終いには出来ない側のせいにしてしまうことも。
いくら問題を指摘したり注意しても、先ず、何故出来ないかの理由を明確にしてやって、それを克服するには何が必要なのか、常に洞察し、考慮出来ないといけません。これが出来ない人が上司になったり、先生になったりすると、育成される側は殆どの場合、大概あまり育ちませんし、最悪、教わる側の心が折れたり、閉ざされてしまいます。
いくら問題を指摘したり注意しても、先ず、何故出来ないかの理由を明確にしてやって、それを克服するには何が必要なのか、常に洞察し、考慮出来ないといけません。これが出来ない人が上司になったり、先生になったりすると、育成される側は殆どの場合、大概あまり育ちませんし、最悪、教わる側の心が折れたり、閉ざされてしまいます。
なので、とても疑問に思ってるのですが、その先生の行った学校や卒業の有無、MasterなのかPh.Dなのかetc.
また、音楽教育科を出てるかどうかなどの学歴や経歴とかの前に、右脳がしっかり機能出来てるかどうかの方が当てになるかもしれません。しかし、先生の脳の特性はなかなか診断し難いことなので、改めて、実際に育成して来た生徒達の成果が、大変重要となると考えられます。
また、音楽教育科を出てるかどうかなどの学歴や経歴とかの前に、右脳がしっかり機能出来てるかどうかの方が当てになるかもしれません。しかし、先生の脳の特性はなかなか診断し難いことなので、改めて、実際に育成して来た生徒達の成果が、大変重要となると考えられます。
そして、脳科学の知識も、当然不可欠になってくると考えられます。(勿論、鵜呑みにしろというのではないです。何故なら、科学は懐疑的である側面も、事実あるからです)
発達障害者の人口は、ちゃんとスクリーニングしたら、もっと大勢いる筈ですし、今後、減るものではなく、寧ろ、増えると予測出来ますので、特徴や適した扱い方を学ぶ必要があります。特に教育者や指導者は、必ず勉強するべきです。
ピアノレッスンの場合、発達障害の改善効果も期待されますので、その兆候が少しでもあれば、生徒に検査を受けてもらうことを、半強制的にするべきです。私は、この辺に最近(2016年7月10日現在)3店舗まで増えた、Brain Balance Center を生徒に勧めています。
理由は、主に右脳と左脳のバランスを整える事に重点を置き、鍛える体操等を行っており、実際に生徒が劇的な効果を得られ、特にピアノレッスンと同時進行でこのセンターのセッションを受けた場合、ピアノで弱い方の脳を鍛える工夫等し、卒業が見積もりより早く出来たり、効果が早い段階で感じれる可能性が高くなるという実例があったからです。
発達障害は、脳の機能異常のため、治せないという認識が、一般的にまだまだ強いと考えられますが、完全に治せるとまではいかずとも、右脳と左脳のバランスを良くし、前頭葉を鍛えることなどをする事で、大分改善の可能性が上がりますし、セラピーや認知行動療法や薬物療法よりも、先ず、こちらを優先する方が早いという考え方が出来ると思います。
理由は、主に右脳と左脳のバランスを整える事に重点を置き、鍛える体操等を行っており、実際に生徒が劇的な効果を得られ、特にピアノレッスンと同時進行でこのセンターのセッションを受けた場合、ピアノで弱い方の脳を鍛える工夫等し、卒業が見積もりより早く出来たり、効果が早い段階で感じれる可能性が高くなるという実例があったからです。
発達障害は、脳の機能異常のため、治せないという認識が、一般的にまだまだ強いと考えられますが、完全に治せるとまではいかずとも、右脳と左脳のバランスを良くし、前頭葉を鍛えることなどをする事で、大分改善の可能性が上がりますし、セラピーや認知行動療法や薬物療法よりも、先ず、こちらを優先する方が早いという考え方が出来ると思います。
勿論、セッション料は安くはないです。でも、歯の治療なんかにも生涯を通してアメリカではかなり支払いますよね?それも脳のことですから、一生ものではないでしょうか?そう考えると、本当に高いのか?という考え方が出来ます。私が最も望むのは、学校で無料か良心価格で検査が受けられたり、義務教育で左右の脳のバランスを鍛える体操を実地することです。
因に、現在の教育は、左脳教育に偏ってる傾向です。
それから、教えるのが上手な指導者なら、生徒に発達障害の兆候があるかどうかにも、下手すると、身内の人間よりもいち早く異変(Abnormalさが、境界線を超えてるetc.)に気付けるのではないでしょうか。
さて、発達障害についてはまたの機会にそれ専用のブログで書いていきたいと思います。
それから、教えるのが上手な指導者なら、生徒に発達障害の兆候があるかどうかにも、下手すると、身内の人間よりもいち早く異変(Abnormalさが、境界線を超えてるetc.)に気付けるのではないでしょうか。
さて、発達障害についてはまたの機会にそれ専用のブログで書いていきたいと思います。
(*補足:この記事は、左脳優位を批判しているものではありません。左脳優位には左脳優位にしか実現出来ないような、優れた部分も充分に理解しておりますが、上手に教える人ということで、科学的な側面から考えた場合、右脳や前頭葉の働きが問われるため、左脳優位だと難しさがどうしても出てくるという見解&独断的な記事ですので、内容に対しての責任等一切お取りしません)